不動産と株の違い|どっちがおすすめ?株歴16年・大家歴2年の投資家が解説

こんにちは。不動産投資家のまさどん(@masadon-fudosan)です。

2020年から不動産投資を始めて、戸建4戸・アパート4棟を所有しています。(2022年2月現在)

今回は、大家歴は2年株歴は16年の私が、不動産投資と株式投資のリスクとリターンについて解説します。

・不動産投資は行っているけど、株式投資は経験ない。
・株式投資は行っているけど、不動産投資は経験ない。
・不動産投資と株式投資の違いって何?
・それぞれ、どんなメリットとデメリットがあるの?
・私はどっちが向いているの?
・不動産投資と株式投資のどっちがおすすめ?

この記事をご覧いただくことで、

不動産投資と株式投資に関して、「リスク・リターン」や「メリット・デメリット」「向き・不向き」がわかるようになります。

気になる人は続きをご覧ください。

不動産投資と株式投資のどっちがおすすめ?

不動産投資も株式投資も、両方おすすめします!

全く異なる投資手法ですので、両方の違いをしっかり理解して、自分に合った手法を選ぶことが大切です。

不動産投資と株式投資で、それぞれ「リスク・リターン」「メリット・デメリット」「向き・不向き」を比較したので、興味がある人にとって参考になれば嬉しいです。

不動産と株の違い①|リスクとリターン

不動産投資のリスクとリターン

不動産投資のリスク

不動産投資のリスクは、以下のとおり。

  1. 自然災害のリスク
  2. 事故のリスク
  3. 空室のリスク
  4. 借金のリスク
  5. 値下がりリスク
  6. 家賃下落リスク
  7. 家賃滞納リスク

ほとんどのリスクは、コントロールができるので、事前に対策をすることができます。

不動産投資のリスク
ほとんどが、リスクコントロール可能!

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【不動産投資|失敗しないためのコツ】初心者が知っておくべきリスクヘッジの方法

不動産投資のリターン

不動産投資でのリターンは、以下のとおり。

  1. 家賃収入
  2. 売却益

「家賃収入」「売却益」も事前の調査と運営方法によって、コントロール可能です。

「家賃収入」のリターンの尺度は「利回り」。私の所有物件では低い利回りで10%高い利回りだと20%の物件もあります。

不動産投資のリターン
利回り10~20%も可能!

お伝えしたいのは、同じ物件でも投資家次第でハイリスクにもローリスクにもなる、ということ。

同じように、ハイリターンにもローリターンにもなります

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株式投資のリスク

株式投資のリスクは以下のとおり。

  1. 値下がりのリスク
  2. 廃業のリスク|投資先が廃業する
  3. 為替レートのリスク|為替変動によって損をする
  4. 政治のリスク|投資対象国の政治や経済の混乱によって、損をするリスク

リスクコントロールができるものと、できないものがあります。

「値下がりのリスク」「廃業のリスク」は、事前の銘柄選定買うタイミングでリスクコントロール可能。

「為替のリスク」「政治のリスク」は、外国株の場合、リスクコントロールが難しいです。

ハイリスクな投資、と理解した上で投資をする必要があります。

株式投資のリスク
リスクコントロールできることと、できないことがある!

株式投資のリターン

株式投資のリターンは以下のとおり。

  1. 配当金
  2. 売却益

「配当金」のリターンの尺度は「配当利回り」。高配当銘柄でも、3~4%程度です。

「売却益」では、買った金額よりも高く売れば、損はしません。

つまり、安く買ったり優良銘柄を選んだりすることで対策できます。

しっかり勉強して、ある程度の経験を積めば、ローリスク・ハイリターンな投資にすることができます。

株式投資のリターン
高配当銘柄でも、配当利回り3~4%程度

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不動産と株の違い②|メリットとデメリット

不動産投資と株式投資を比較した場合のメリット・デメリットは、以下のとおり。

不動産投資のメリットとデメリット

不動産投資のメリット

  • セミリタイヤが実現可能!
  • 安定している
  • 管理会社などに外注化できる
  • 融資を受けて買うことができる
  • 他人のお金(家賃収入)で借金返済できる
  • 経済の影響を受けにくい
  • 売買は売主と買主の1対1であるため、常にお宝物件が買えるチャンスがある
  • 同じ投資手法が繰り返せるため、再現性が高い
  • 節税できる
  • 社会的信用が得られる
  • 資産価値がゼロにはならない

不動産投資は、かなりメリットがあることがわかります。

不動産投資のデメリット

  • 動く金額が大きい分、失敗した時のダメージが大きい
  • 詐欺まがいが多い
  • 事業としての要素が強く、完全な不労収入ではない
  • 本業との両立が楽ではない
  • 常に相手(入居者、管理会社など)がいる
  • 現金化するまで時間がかかる
  • 世間の目が厳しく、公言しづらい
  • 税計算が複雑で、理解が難しい

一番のデメリットは、金額が大きいため、失敗した時のダメージが大きいこと。

損しないためには、かなり勉強する必要があります。

不動産投資のメリットとデメリット
かなりメリットは多いが、かなり勉強する必要がある!

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おすすめのブログYouTubeチャンネルを紹介していますし、勉強時間の目安も書いていますので、ご参考までに。

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株式投資のメリットとデメリット

株式投資のメリット

  • 金額が低いため、気軽に始められる
  • 完全な不労収入
  • 本業との両立が楽
  • 手元に(株券を)保有する必要がない
  • 現金化が早い
  • 24時間いつでも投資可能
  • 経済について詳しくなる
  • 財務諸表が読めるようになる
  • 証券会社が全て税計算してくれる

株式投資には、不動産投資には無いメリットがたくさんあります。

株式投資のデメリット

  • 相当な資金を持つ人ではないと、株だけでのセミリタイヤはできない
  • 配当金利回りが低い
  • 融資が受けられない
  • ギャンブルと思われていることが多い、社会的信用がない
  • 相場に影響を受ける
  • 買い時のチャンスは7~10年に1回程度しか来ない
  • 最悪、資産価値がゼロになることがある

不動産投資に比べて、コントロールできることが限られます

その点、コントロールできることが多い不動産投資が魅力的に思えます。

株式投資のメリットとデメリット
不動産投資には無いメリットが多い。デメリットに関して、努力ではカバーできないことの方が多い。

不動産と株の違い③|向き・不向き

不動産投資と株式投資を比較した場合の向いている人・向いていない人の特徴は、以下のとおり。

不動産投資の向き・不向き

不動産投資に向いている人

  • 資金に余裕がある人|できれば剰余金500万円
  • 本気でセミリタイヤやFIREを目指す人
  • 客付けできるまでは、週に1~2日程度は時間を確保できる人
  • 不動産賃貸業という事業であり、経営がしたい人
  • 対人関係に自信がある人
  • 不動産に興味があって勉強する意欲がある人

不動産投資に向いていない人

  • 資金に余裕がない人
  • 不動産に全く興味がない人
  • 本業が忙しすぎて、時間の確保が難しい人
  • 家族の理解が得られない人
  • 対人関係に自信がない人

厳しいことをお伝えしますが、不動産投資は誰でもできる投資ではありません

失敗した時のダメージが大きいので、「不動産投資に向いていない人」に一つでも当てはまる人には、おすすめしません

株式投資の向き・不向き

株式投資に向いている人

各金融機関の預金金利が低すぎるので、日本人全員がやるべきだと思います。

特に、向いている人は以下のとおり。

  • 経済や金融に興味がある人
  • わからないことがあれば、自分で調べられる人
  • 冷静で合理的な判断ができる人

株式投資に向いていない人

  • 経済や金融に全く興味がない人
  • 他人の情報を鵜呑みにする人
  • 感情的になりやすい人

繰り返しになりますが、全員が株式投資をやるべきだと思っています。

ですから、「向いていない人」に当てはまった人でも、努力とトレーニングによって、克服されることをおすすめします

まとめ

この記事での要点は以下のとおり。

  • 不動産投資と株式投資、両方おすすめ。
  • 不動産投資と株式投資のメリットやデメリットなどを理解して、自分に合った手法を選ぶこと。
  • 不動産投資も株式投資も、稼ぐためには、ちゃんと勉強すること。

今回は、以上です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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